2009年08月21日

正田樹【甲子園V左腕と群馬の英雄・・】

大会屈指の好左腕・菊池雄星擁する花巻東を中心に盛り上がりを
見せている夏の全国高校野球。


今からちょうど10年前・・
松坂フィーバーで湧いた前年に比べ、大物不在と呼ばれた99年の
夏の甲子園を湧かせてくれた一人の球児がいた。


春夏を通じて群馬勢、初の全国優勝をもたらした桐生第一高校の
エース・正田樹投手。
(しょうだ・いつき)

当時の正田は菊池ほどの注目度はなかったが初戦の比叡山戦で
1安打完封勝利を皮切りに、計6試合で完封。投げる度に評価を
上げていった長身サウスポーだった。


そんな一躍、時の人となった正田樹がその年のドラフトで日本ハムに
ドラフト1位で入団。


甲子園優勝投手で人気者・・
正田のファイターズ入りは久々に心躍らせてくれる気分だった。



         itsuki shoda
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しかし甲子園のV腕も初年度から活躍できるほどプロの舞台は
甘くない。

1年目は5試合に登板、2年目もわずか1試合に登板したのみで
勝ち負けはなし。

私が正田を初めて生で見たのはまだもがいていた、ちょうどこの頃。

2年目の2001年に仕事の為に向かったイースタンリーグ公式戦、
大田スタジアムでの巨人戦だった。

先発した正田はキレのいい球を放り巨人打線を抑え込んでいた姿に
『ファームで投げるレベルの投手じゃない』と、改めて好投手としての
素材の良さを、実感させられたものだ。


正田が【覚醒】したのはまさにその翌年、2002年。
プロ初勝利が忘れられない・・


99年夏の甲子園、優勝投手・正田樹の英雄列伝・・
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2009年08月18日

中嶋聡【捕手・兼任コーチの過去と未来】

インフルエンザを発症し、戦線離脱した大野奨太に変わって(末梢はなし)
1軍登録された中嶋聡捕手が16日の対埼玉西武戦で今季初出場。

守っては宮西尚生を好リードで引っ張り、打っては野選を誘う犠打を
決めると共に、最後は相手のワイルドピッチで三塁から激走!

サヨナラのホームを踏み、歓喜の輪の中で飛び散るような中嶋の
笑顔が輝いていました。

久々に『フィールド』で見せてくれた兼任コーチの元気な姿にベンチ内も
大盛り上がりだったご様子。


ファイターズの中嶋聡といえば『抑え捕手』としてのポジションを確立、
しかし専属捕手的な感もあった昨年までの守護神・マイケル中村
巨人移籍に伴い、今シーズンはなかなか出番に恵まれませんでした。

大野の離脱の場合、今回は『怪我の功名』ではありませんが優勝争いも
佳境にはいってきた終盤戦、経験豊富な中嶋聡の頭脳は必ずや戦力と
なって機能してくれるはずです。


中嶋選手は2004年に北海道日本ハムに移籍してきましたが過去に
ファイターズはこの中嶋に一度フラれた経験があります。


1997年オフ・・

FA宣言した中嶋は当初、メジャー入りの道を模索していましたが
夢叶わず断念。

国内球団に絞り、中嶋獲得にはライオンズとファイターズの2球団が
名乗りを挙げました。


結果はまさかの・・

ブレーブス時代の恩師・上田ファイターズではなく、球界屈指の名捕手、
伊東勤のいるライオンズを選択しました。

この選択が合っていたのか、間違っていたか、それは分かりません。

ですが、西武では98年のリーグ優勝に貢献し、また翌年入団してきた
怪物・松坂大輔のデビュー時からの専属捕手として、球界を代表する
投手に育てあげた実績もあり、中嶋にとっても西武にとっても、更には
野球界のために、良い選択だったと言えるかもしれません。


今シーズンでプロ生活も23年目。

阪急・オリックス時代に魅せてくれたような豪快な打撃はすっかり影を
潜めてきましたがなぜかファイターズでは物凄く?打っている感じすら
してしまうのはなぜでしょうか?

日本一を果たした2006年以降の3年間で打率の低さは相変わらず?
ですが放ってきた10本の安打のうち、打点が実にを数えています。

これは安打の割合からすれば結構な確率で中嶋のバットから点に
結びついている事が分かります。

守備固めで回ってくる数少ない打席のなかで、数少ないチャンスの
時に働く抜群の集中力、また捕手ならではの長けた配球の読みの
巧さが冴えている証拠でしょうか。

そういえば昨年の中嶋の打率は4打数3安打で.750
いや、中嶋のバッティングは悪くはなく、むしろいい方なのかもしれません。


その気になれば・・(笑)


残り40試合強・・
中嶋聡の捕手力と意外性ある打撃力にも注目してみていきましょう。


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posted by 羽夢 at 23:39| Comment(2) | TrackBack(0) | FSネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月13日

白井一幸【ドラマティックにサヨナラ☆】

日本ハムファイターズに在籍した歴代の選手の中でベストナインを
個人的に選出するとしたら、セカンド部門は攻守において輝きを放ち、
現在も活躍中の田中賢介を選ぶだろう。

しかしベストナインではなくゴールデングラブ賞とゆう括りで選ぶと
したら私はこのOBを推すかもしれない。


白井一幸
(しらい・かずゆき)

1994年にはリーグ記録となる、二塁手連続守備機会無失策記録545
守備率は驚異の.997を記録するなど長きに渡り、セカンドの名手として
鳴らした。

軽快で華麗なグラブ裁き、球際の強さ・・

二塁守備は当時のゴールデングラブの常連、西武・辻発彦に勝るとも
劣らずの名人芸で、まさに絶品だった。


白井は1983年、駒澤大からドラフト1位でファイターズに入団。
右投両打ち。背番号は『

入団時は右打ちであったが持ち前の俊足を生かすために2年目から
スイッチヒッターに転向。

打者として87年には左右両打席本塁打をマーク、91年には最高出塁率
のタイトルを獲得するなどシュアな打撃でチームに貢献してきた白井だが
やはり『守備の人』としてのイメージが強い。


そんな白井がバッティングで派手に決めてくれた試合・・

未だファイターズファンの間でも語り草になっている、伝説となった
試合の殊勲者になったことがある・・


セカンドの名手・白井一幸の英雄列伝・・・

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2009年08月12日

小谷野栄一、勝負強さを検証!!【対オリックス12回戦】

起死回生、値千金・・

こんな一打をどれだけ放ってきただろうか・・

ファイターズ、1点リードの最終9回表。
守護神・武田久がローズに被弾し、まさかの逆転を許す。
裏の攻撃も2死ランナーなし・・

好投のバファローズ・岸田の前に土俵際まで追い込まれたファイターズ。
絶体絶命の局面で、またしてもこの男がチームのピンチを救ってくれた。


小谷野栄一


カウント1−0から岸田の投じた2球目。外角高めの直球を逆らわずに
右翼方向へ。打球はライトスタンド中段で弾んだ。

スコアを振り出しに戻す、価値ある一打に思わずガッツポーズ!

ヒーローは当然、サヨナラ打の田中賢介に譲ったが、小谷野も紛れもなく
昨日の勝利の立役者だった。


7月2日の東北楽天戦。
8回、満塁一掃の2ベースを放ち、チームの逆転勝利に貢献。
29日の千葉ロッテ戦でも同じく満塁一掃の3ベースを放ってひっくり
返すなど今シーズンは神がかり的な部類の勝負強さが光る。

こんなクラッチヒッターが打順下位にいるのだから対戦チームもたまった
ものではないだろう。


しかし小谷野の『勝負強さ』は何も今年に入って始まったことではない。
昨年、打率.251、本塁打ながら打点は60得点圏打率は3割以上。

今季の7号が自己最多で、昨年まで放ってきた本塁打数は意外にも
14本と少ない。

だが、その『意外』と思わせるのは勝利に直結する、中味の濃い一打を
数多く放ってきているからに他ならないだろう。

2007年6月23日。対阪神戦。
交流戦初Vを決める決勝ホームランを延長10回に放てば翌月7日には
千葉ロッテ戦で薮田から自身初のサヨナラアーチ・・

振り返ってみると印象深い一打が実に多い。

そういえばプロ初打点も2004年、東京ドームでの大阪近鉄戦。
代打で登場してきてのサヨナラヒットによるものだった。


一時期、打撃の調子が下降線を辿りながらもオールスター明けから
打率も急上昇。更に持ち味の『攻守』にも一層の磨きがかかっている。


難病を乗り越え、今やファイターズ不動の三塁手。

本当の意味での『勝負強さ』はここまで這い上がってきた、小谷野の
野球人生そのものなのかもしれない・・


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posted by 羽夢 at 16:29| Comment(0) | TrackBack(2) | FS観戦記2009 7月〜9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月07日

ダルビッシュ有vs田中将大【両エースの、3度目・・】

昨日の埼玉西武戦に競り勝ってこれで一カ月間、6カード連続負け越し
なしで貯金は今シーズン最多の21。

当然、首位にいれば相手からのマークも厳しくなり、エース級との対戦は
逃れられないが、特に上位チームと対戦した直前の2カードではホークス・
杉内、ライオンズ・涌井を『撃破』したもので大変価値のあるものとなった。

勢いに乗るファイターズが今日対峙する相手がゴールデンイーグルス、
田中将大

そして、今年まだ田中に対して勝っていないファイターズの先発を
務めるのがエース・ダルビッシュ有

共にWBC日本代表に選ばれ、パ・リーグを代表する好投手同士の
今シーズン初対戦だけに、試合前から大いに話題を集めている。

このダルビッシュvs田中将大・・

2年前の2007に2度対戦があり、2試合ともダルビッシュに軍配が
上がっている。


最初は優勝争い真っただ中、ペナントレースも大詰めの9月19日。

この日は同年に引退を表明したミスターファイターズ・田中幸雄
『東京ラストゲーム』でもあった。

初回、稲葉篤紀のタイムリーで先制したファイターズ。2回には金子誠
ホームランで追加点。その後、田中も粘りの投球を見せるが中盤6回、
代打で登場してきた田中幸雄のタイムリーが飛び出すなどして一気に
崩れ、6回途中を5失点。敗戦投手となっている。

一方のダルビッシュは8回を108球、5安打、3四球、5奪三振。
まったく危なげない投球で完封ペースだったが最後は余力を残し、降板。

結果、6−0で勝利したファイターズが田中幸雄の引退試合に花を
添える形となった。


それからちょうど1週間後、9月26日。
今度は舞台を札幌に移してのダル・田中、2度目の激突。

この日は両者、熱のこもった投球をみせ、試合は息詰まる投手戦。
4回に磯部公一のタイムリーで先制したイーグルスがそのまま1点の
リードを保って終盤、9回へ・・

それまでまったくファイターズ打線を寄せつけていなかった田中将大が
1死後、2番の田中賢介を四球で歩かせてしまう。
その賢介を次打者の稲葉が右翼線に2ベースを放ってホームに迎え入れ、
ファイターズが土壇場で同点に追いつく。

4番・F・セギノールを敬遠で歩かせたあと、工藤隆人の代打、坪井智哉
ヒットでファイターズが優勝にまた一歩近づく、劇的なサヨナラ勝利でこの
接戦をモノにしている。

8回まで相手・ダルビッシュをも上回るピッチングを展開していた
田中将大だけに賢介を歩かせてしまった9回裏・・
この試合の敗戦はさぞ、悔しかったことだろう。


2007年9月26日  札幌ドーム  観衆 42,222人

×−E

【勝】 武田久7勝6敗2S  【敗】 田中10勝7敗

【本塁打】なし


ダルビッシュ有

投球回数:8 球数:139 被安打:6 奪三振:9 四死球:2

田中将大

投球回数:8(1/3) 球数:121 被安打:4 奪三振:8 四死球:5


今夜、仙台で行われる東北楽天対北海道日本ハム。
3たび顔を合わせることになったダルビッシュ有と田中将大。
はたして田中が3度目の正直となるのか、それとも・・!?


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2009年08月03日

開幕連勝男・間柴茂有の軌跡を追う、川井雄太の奇跡

7月を14勝6敗、8つの勝ち越しで終えた北海道日本ハムファイターズ。
序盤に5連敗を喫し、首位にいたホークスからは一時、2.5ゲーム差を
付けられるなど春先からの勢いも失速したかに見えましたが福岡での
ホークス3連戦に勝ち越してから勢いに乗り始め、破竹の9連勝・・

8月に入って連勝はストップ、惜しくも10連勝は逃してしまいましたが
素晴らしい!の一言です。

結果論ですが、今思うと合間にあった道東シリーズ(釧路・帯広)を2試合とも
雨で流しましたが前述の福岡からの遠征・・狭い球場に豪打・ライオンズが
相手・・と、ファイターズには不利な面も多かっただけに、地元ファンには
残念でしたが、長い目で見たら『恵みの雨』になったのかもしれません。

夏本番、暑さは益々厳しくなってくると思いますが8月もこの調子を
持続して、快進撃を続けていって欲しいものですね。


さて、話題は変わりまして一旦、セ・リーグに目を向けてみます。
首位を走るジャイアンツを猛追する2位・中日ドラゴンズ

吉見、チェンの左右の両輪が覚醒、ともに防御率1点台と、安定感抜群の
投球をみせています。

更に今シーズン、飛躍を果たした投手がドラゴンズにもう一人!
川井雄太投手。ここまで無傷の開幕11連勝と、遅咲き29才の左腕が
ただいま大ブレイク中。

この川井投手の影響もあってか最近、当ブログには『開幕連勝男』
間柴茂有投手の記事から訪問してくる方も多いようです。

この間柴茂有と言えば知る人ぞ知る、同じく開幕から無傷の15連勝
シーズンを終え、勝率10割を記録した長い日本プロ野球界の歴史の
中でも2人しか達成していない記録を保持しています。


過去記事:【間柴茂有 〜開幕15連勝の奇跡〜】


かつてはイチロー選手がメジャー年間最多安打記録『257』の
記録更新が近づいてきた時、または更新時、従来の記録を持っていた
ジョージ・シスラーの名が引っ張り出されてきたことがあります。

このように稀有な大記録に挑む男達が現れる度、過去の偉大な先人達の
『記録』と『記憶』がクローズアップされ、こうして現代に再び蘇ってくるのも
味わい深いものがあって、歴史の重みを感じてしまいます。

誰も立ち入ることのできなかった『聖域』へ・・
平成時代の強者達がこれからどれだけ踏み込んでいけるのでしょうか。

とりあえず川井投手がこの間柴茂有の記録にどこまで迫れるか!
今後も注目してみていきましょう。


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posted by 羽夢 at 23:22| Comment(1) | TrackBack(0) | FSネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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